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2006年10月 1日 (日)

大型自動二輪飛び入り試験(3ー下)

◎飛び入り試験、2回目

前置きが長くなりましたが、いよいよ試験です。

試験コースのすぐそばに待合室があり、
5人ほどの受験者は、各々、
コース見学したり、ぼーっとしたりしています。

その中に、おそらく二十歳くらいでしょうか、
いかにもしおらしいというか、華奢な女の子が一人。

『こんな子が大型バイクに乗るんだろうか…』
『まあ、最近は女性ライダーも増えてきてるからな…』
『それにしても、やっぱり危なっかしいなあ…』

そんなことを思いながら、ぼくは彼女をちら見していました。
断言しますが、
ぼくは相手が女性だったから見ていたんじゃありまっせん!

(そこんとこよろしく)

そして試験開始時刻が来て、
受験者はその待合室に集められます。

そこで試験官が一言。

「あ~、受験者以外は出ていってくださいね」

その言葉に、彼女は去っていく。
なんだ、あいつの彼女だったってわけね…
ちょっと残念。

言っときますが、ぼくはべつに彼女に対して、
かっちょいいライディングを披露するつもりはありまっせんでしたっ!


(そこんとこよろしく)

…さて、ようやく試験が始まりました。
前置きが長くなったのは、実は、
単に試験内容に特筆すべきことが少なかったからです…

まあ、試験の話を聞いてください。

今回の受験者に、前回ぼくと一緒に受けた人がいました。
彼はぶかぶかのジーパンをはいていて、
裾が地面にすれています。
これはちょっとバイク向きの格好じゃないなあと思ってました。

で、彼は今回も同じズボン…

いや、ちゃんと洗濯しろとか
そういうことを言いたいんじゃなくて、
バイク乗りって、服装を見ただけで、
うまく乗れる人かどうかをある程度見分けることができるんですよね。

それは何に関してもそうだと思います。
ぼくはギターを弾くんですが、ギタリストも同じです。
弾かなくても、構えただけで技量が計り知れる。

その感覚を言葉にすれば、
どれだけ楽器が体に馴染んでいるかということで、
要するに、
どれだけ長い時間、楽器を触ってきたか、
どれだけ長い時間、練習してきたかがわかるわけです。

ギターでよくやる失敗は、
ネックをどこかにぶつけるというのがダントツでしょう。
具体的にはいろいろパターンがありまして、

○立って弾こうとする時に、
 ネックを電灯にぶつけて割ってしまう。
○ネックで飲みかけの缶ビールを倒してこぼす。
○寝たまま電灯を消せるように長くした紐が、
 ネックにからまって電気が消える。
○トランス状態で弾きこんだ後、
 気が付けば脱ぎ捨てたTシャツがネックに引っかかっている。

などなどあるわけですが、バイクのズボンの場合は、

○停車時に、
 裾がステップ(足置き)に引っかかって転倒する。

というのがあります。
これ、地味ですが実はかなり危ないんですよね。

つまり、彼はバイクに乗ったことがないんだな、と。
そりゃあ、受かるわけないよな、と。

案の定2回目も、一本橋で脱輪して試験中止でした。

なお、発進時にもひっかかる可能性が高いです。
ステップ自体や、ステップのピンに引っかかるのです。

おそらくどのバイクでもそうだと思うのですが、
(スクーター系は違うけど)
バイクのステップというのは可変式で、
上方に向かって折れ曲がるようになっています。

それはなぜかと言うと、
コーナリング時に車体を傾ける時、
ステップが最初に地面に擦れる構造になっているのですが、
その時にステップが固定されていると、
ステップを支点にタイヤが地面から浮いて、
操縦不能になってしまうためです。

そこで、ステップが地面に当たるのをきっかけに、
危険を察知して車体を立て直すことになります。
ステップが地面に擦れるのはいわば前提であり、
おそらくステップを保護するためだと思うのですが、
ステップの下には棒状の突起があります。
それに、ズボンの裾が引っかかってしまうのですね。

ちなみに、同様に「バイク乗り」か否かを見分ける
簡単な方法がいくつかあります。
まあ、運転の上手下手とは次元が違うのもありますが、
例示してみます。

真のバイク乗りなら…
○夏でもライディンググローブを着けている。

   →長距離を走ると手のひらがぼろぼろになるので
○風になびかない服を着ている。
   →なびくとばたばたとなって血行が良くなり、
   かゆくなる。それはとてもかゆい。
○靴紐が短い。
   →ズボンの裾と同様の理由。
○雨が降っても乗る。
○冬になっても乗る。

とくに下の二つは重要で、
世の女性方、雨や寒さに負けるバイク乗りに
タンデムしてやるぜと言われても、断りましょう。
運転が下手である可能性があります。
いえ、もちろん、男性も。

イレギュラーなものとして、

○レーシングスーツを着ている。

というのがありますが、
これはレプリカ乗りに限定されるので参考程度に。


ああ、余計なことを書いたから
長くなったのに試験の話をしてない…
技能試験の詳細を期待してた人、ごめんなさいね。

最後に、ようやく本題、試験内容です。
今回も、試験中止者が続出でした。
ぼくは、最後の急制動までは進めましたが、
そこでタイヤをロックさせてしまったため、不合格に。

残念でした、また次回!

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