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2007年6月26日 (火)

大型自動二輪飛び入り試験(4) ~総括~

◎更新再開 さてさて。

 ぼくがほぼ完全にこのブログを放置していた間中、みなさまはいかがお過ごしだったでしょうか? ぼくの暮らす地方は、もうすっかりと夏模様です。
 って、これからもっともっとぐだぐだに暑くなるんだろうなぁ。

 もうすぐ梅雨が始まりますね。梅雨と言えば当然に雨がよく降り、また台風の季節でもあるわけですけれども、この、夏の前の「梅雨」よりも、実際には夏の後の季節、10月頃の方が、雨・台風ともに多いそうであります。
 でも、なんでかな? なぜ、みんな梅雨の方をより強く意識するんだろう。

 我が国は歴然とした「四季」を持つと言われます。ぼくは時々、この四季のうち、唯一「夏」だけが、『始まって、終わる季節』なんだなあと、思うことがあるのです。まあ北海道や沖縄の方はひょっとすると共感してもらえないかもしれませんが、夏だけが、『ぼくらが到来を待ち、去り行くさまを惜しむ』季節なのではないかと、思うのです。秋は切ないし、冬は辛い。春は嬉しいけれど、もっと元気な夏が来る! ってな具合に。

 このぼくが8月生まれだから言うのではありませんが、歴史的な偉人・有名人は、8月生まれが多いそうです。ぼくもこの話を聞いた時には、「そうか! じゃあ、ぼくも!」と無駄に鼻息を荒げたものですが、それはあくまでも統計的な話。実際のところは、8月が、子供の出生数が最も高いせいであると見るのが冷静な判断でしょう。

 このように、統計的に多数派であるものをして「優性」であるという考え方は歴史上、また、我々の日常生活においても、至るところで現れます。
 他愛ないところでは、血液型性格判断。「A>B>O>AB」という順に(順番合ってるかな?)、多数派から少数派へ向かってだんだんと変人扱いされる仕掛けになっています。
 また、その昔、白人たちは肌の色が濃くなるに連れてその人種を順々に強い差別の対象としてきましたが、これも、自分たちにとって存在が明らかである白人(先進文明人)から見て、当初は少数派と考えられた有色人種を差別したもの、という見方もできます。
 さらにまた、政治思想においても同じように、自分たちにとって理解しやすい資本主義・民主主義を頂点として、共産主義、イスラーム主義を(広義の)差別の対象としてきました。共産主義は、旧ソ連の崩壊によって一応の結末を迎えたと見る向きもありますが、まだまだ、ロシアは共産主義ですし、四千年の歴史を持つ中国も存在していますし、東欧にも根強く残る政治思想であることは否めません。いずれの国家も、日本から見ればお世辞にも成功しているとは言えないかもしれませんが、欧米的資本主義・民主主義の現状を見れば、他山の石とすべきことは多いと思います。

 と、エントリーのタイトルとは関係ない方向に話が進んでいるので、閑話休題。
 少し話を戻して。

   今はもう6月。ここ数年で、自動二輪車のAT免許新設、高速道路の二人乗り解禁、自動二輪車用のETC本格運用開始、教習所での大型二輪の教習開始など、バイクの世界では待ち焦がれた改革が進み、しかもバイク乗りにとって絶好の季節がやってきたことで、街中でも非常に多くの二輪車を見かけるようになりました。
 ぼくは年中、天候を問わずにバイクに乗るのですが、二輪免許取得の敷居が低くなったのは、仲間が増えて嬉しい反面、やはり悪質な、あるいは未熟な運転者が増加しつつあることがもどかしく思っています。

 このような二輪改革が起こった背景には、販売数の低迷に悩む二輪車メーカーの思惑もあったと聞きますが、バイク乗りの裾野を広げたという意味で、ぼくは歓迎しています。しかし、運転人口を増やし、かつ日常的に乗りやすくさせる改革である一方で、敷居を下げるということは、未熟な運転者をより多く世に送り出す結果となってしまうのは皮肉です。

 AT限定免許の想定するところは、だいたいビッグスクーターであると思いますが、このビッグスクーターの利点は、「街乗りしやすい」「二人乗りしやすい」の2点に絞られます。歩い程度年齢を重ねた方々にとっては朗報ですが、それまで原付を乗りまわしていた子供たちが自動二輪の世界に参入してきたことは、ぼくは問題視せざるを得ません。

 しかしまあ、それは不可避の結果としてどうしようもないことなんですけれども、ビックスクーターを原チャのように、半ヘルとか喫煙しながらとかで乗られると、大丈夫なのかなあと心配になります。
 そんな輩を見かけるたびに、『せめて試験は難しくしてくれよ』と心中で念じるのです。

 ぼくが大型自動二輪免許を取得したのは、夏も終わり、強い雨の季節が始まろうとする、そう、9月のころでした。8月の活気の中で決意して、夏が去り行くことを寂しく思っていた、そんな季節。免許取得は、たしかに、ぼくの心を勇気付けるものでした。
 このブログでは2回目の試験までしか書いていませんが、3回目の試験は雨でした。

 それも、ぼくが実技試験を受けたほんの5分ほどだけ、バケツをひっくり返したような、雨。
 忘れようにも忘れられない天候でした。
 そして、9月。4回目の試験で合格しました。

 この一連のエントリーは、飛び入り試験のレポートとして書いてきましたが、3回目、4回目ともに、何かを書こうとしても、ほとんど今までに書いたものと同様になってしまいます。それをどう書こうかな、と思案するうちに、結局放置に近いような状態になってしまっておりました。

 実は、いまこのエントリーを書く前に、すでに数回分のエントリーを書き終えています。この一連のシリーズが終わるまでアップしないようにしていたのですが、これ以上考えても切りがないと考え、ひとまずはおおまかに総括を行うに留め、次のステップへと行きたいと思います。

◎大型自動二輪飛び入り試験 ~総括~

 ようやく、今回の本題です。

 飛び入り試験を4回受けて感じたことは、「みんな、大型免許をなめてるな」ということでした。発進時の半クラができない、一本橋で落ちる、暴走する、安全確認をおろそかにする… いずれも、公道でされたら危険なものばかりです。どうせ不合格になるなら、「バイクの制御は当たり前にできて、安全確認も、やってるつもりなのに試験官へのアピールが足りなくて減点」というのが理想的(不謹慎ですが)なのですが、そもそもバイクの運転ができてない。
 まあそれは飛び入り試験での話であって、教習所で教習を受けた人はそれなりにうまく運転できるのでしょうけれども。

 かく言うぼくだって、免許取立ての頃は、「あれっ?!」という場面で立ちゴケもしましたけれども、それよりもさらに未熟な運転者も増えています。みなさん、気をつけましょう!

 実技試験の試験場は、どこでもそうだと思いますが、「場内は公道(であるという設定)とする」のですが、実際には、公道の交通の流れを考えればかなり無駄な動きもありますし、スムーズに走らなければならないのに、距離の短い道路で試験独特の「安全確認・ウィンカーを3秒程度点灯・道路の端による・安全確認・(左折の場合は)巻き込み確認」という一連の動きをしなければならないわけで、そんなことをしてたらトロトロ運転にならざるを得ません。

 が、それは、実際の公道でそうするかどうかは置いといて、「指定された動作を的確に行えるか」を見ているところが大きいでしょうから、しっかりやって欲しいものです。バイクに「乗れて」いたら、全く簡単なことですね。

 最後に、ぼくが受けた4回目、合格した時のエピソードを少しだけ。
 その日、ぼくは最後尾の受験者でした。

 試験車は以前書いた通りゼファー750だったのですが、これがどうも、ギアが入りにくいものだったのです。(その車両に限った話です。ゼファーだから、という意味ではありません)
 試験半ばでは快調だったのですが、途中、外周道路から左折して3mほどのところにある信号をすぐに右折するコースを走っていたところ、その信号が赤で停止することになりました。その停止の場面ではギアを1速に入れておくべきだったのですが、距離が短かったことと、ギアが入りにくかったこともあって、どうもニュートラルに入ってしまっていたようでした。信号待ちの間中ずっと、

 『これは1速まで落ちてないな…』

 と、うすうす感じていました。
 これが普通の街中ならきちんと右足を着いて、左足でギアを確認するところなのですが、いかんせん試験中… 無駄な所で右足を着いてしまっては減点の対象となるため、ぼくは賭けに出て、信号が青になった時にそのまま発進しました。
 すると案の定、ギアはニュートラル。バランスを崩し、右足を着いてしまいます。

 『ああ、やっちゃった… 今回もダメか…』
(今考えると、普通に右足を着いて確認しておいてもよかったかもしれません)

 軽く落ち込みつつ、しかしその後もライディングは快調。残すところ、急制動だけとなりまして。

 急制動でぼくは、これまで書いたように、「制動開始ラインでの速度不足」と「後輪のロック」を経験していました。しかし、ここで停止線を越えてしまっては「試験中止」です。ですから、『とにかくスピードは規定(40km/h)以上出そう、停止線は絶対に越えないようにしよう』と決意して、そこへ向かいました。

 その結果。
 「キキッズズズ……」

 またもや後輪がロックしてしまいました。
 『ああ、ダメだった…』と落ち込みつつ、ゴールへ向かいます。

 試験は、試験官に終わりの合図をしてもらって終了、なのですが、ぼくがバイクから降りてもなんの合図もありません。1分… いえ、3分は待ったと思います。ぼくがどうすることもできないでいると、試験官のいる展望台のような所の窓がガラッと開きました。バイクに付いているスピーカーの故障かと思っていたら、その窓から、

 『いや、あのクランクでね…』

 などという話し声が聞こえてきます。どうやら、判定が微妙なところがあって、試験官の意見が分かれているようです。少し期待しつつ、さらにしばらく待つと、おもむろに試験官が降りて来ました。
 そして一言。

 『合格予定だよ』

 この言葉に、ぼくは歓喜しました。「予定」というのは、最終的な結果は正式な手続きを踏んで出されるものだからこのように表現されるだけで、『合格予定』と告げる時点で試験官は合格の判断をしているので、事実上、確定です。

 ぼく 『いやあ、最後に後輪がロックしたからもうダメだと思ってました!』
 試験官『ああ、まあ、スピードはちゃんと出てたからね』

 ということらしいです。
 そして、最後の最後で、

 試験官『安全運転、してよ(はぁと)

 と、ぼくのおしりをぽんっ…
 ぼくは感動のあまり、心の中でこう叫びました。
















 ぼく『セクハラすんなや! このホモ教官!!』



 いえ、そんなはずはありません。
 本当の言葉は、











 ぼく『安☆全☆第☆一!!!』



 「防衛運転」という言葉があります。これは、事故というのは自分が安全運転をしていても、周囲の危険な運転に巻き込まれることが多々あるため、防衛を心がけようというものです。
 実際、公道には様々な危険が待っています。みなさんも、もちろんバイク乗りでなくても、よく気をつけて、安全運転を、しましょう!!!

◎そしてこのブログは、次の話題へ

 上の方でも書きましたが、このエントリーを書いている時点で、すでにいくつかのエントリーが書きあがっています。ひとまず次からの2回は、他愛ない日記のようなものです。ブログ開設にあたり、『日記のようなものを書く予定はない』としていましたが、とくにこだわらずにやっていくことにしましたので、みなさま、どうぞお付き合い願います。

 その次からは、また三つ巴ブログにふさわしい内容を取り入れていきます。

 チャオ!

2006年10月 1日 (日)

大型自動二輪飛び入り試験(3ー下)

◎飛び入り試験、2回目

前置きが長くなりましたが、いよいよ試験です。

試験コースのすぐそばに待合室があり、
5人ほどの受験者は、各々、
コース見学したり、ぼーっとしたりしています。

その中に、おそらく二十歳くらいでしょうか、
いかにもしおらしいというか、華奢な女の子が一人。

『こんな子が大型バイクに乗るんだろうか…』
『まあ、最近は女性ライダーも増えてきてるからな…』
『それにしても、やっぱり危なっかしいなあ…』

そんなことを思いながら、ぼくは彼女をちら見していました。
断言しますが、
ぼくは相手が女性だったから見ていたんじゃありまっせん!

(そこんとこよろしく)

そして試験開始時刻が来て、
受験者はその待合室に集められます。

そこで試験官が一言。

「あ~、受験者以外は出ていってくださいね」

その言葉に、彼女は去っていく。
なんだ、あいつの彼女だったってわけね…
ちょっと残念。

言っときますが、ぼくはべつに彼女に対して、
かっちょいいライディングを披露するつもりはありまっせんでしたっ!


(そこんとこよろしく)

…さて、ようやく試験が始まりました。
前置きが長くなったのは、実は、
単に試験内容に特筆すべきことが少なかったからです…

まあ、試験の話を聞いてください。

今回の受験者に、前回ぼくと一緒に受けた人がいました。
彼はぶかぶかのジーパンをはいていて、
裾が地面にすれています。
これはちょっとバイク向きの格好じゃないなあと思ってました。

で、彼は今回も同じズボン…

いや、ちゃんと洗濯しろとか
そういうことを言いたいんじゃなくて、
バイク乗りって、服装を見ただけで、
うまく乗れる人かどうかをある程度見分けることができるんですよね。

それは何に関してもそうだと思います。
ぼくはギターを弾くんですが、ギタリストも同じです。
弾かなくても、構えただけで技量が計り知れる。

その感覚を言葉にすれば、
どれだけ楽器が体に馴染んでいるかということで、
要するに、
どれだけ長い時間、楽器を触ってきたか、
どれだけ長い時間、練習してきたかがわかるわけです。

ギターでよくやる失敗は、
ネックをどこかにぶつけるというのがダントツでしょう。
具体的にはいろいろパターンがありまして、

○立って弾こうとする時に、
 ネックを電灯にぶつけて割ってしまう。
○ネックで飲みかけの缶ビールを倒してこぼす。
○寝たまま電灯を消せるように長くした紐が、
 ネックにからまって電気が消える。
○トランス状態で弾きこんだ後、
 気が付けば脱ぎ捨てたTシャツがネックに引っかかっている。

などなどあるわけですが、バイクのズボンの場合は、

○停車時に、
 裾がステップ(足置き)に引っかかって転倒する。

というのがあります。
これ、地味ですが実はかなり危ないんですよね。

つまり、彼はバイクに乗ったことがないんだな、と。
そりゃあ、受かるわけないよな、と。

案の定2回目も、一本橋で脱輪して試験中止でした。

なお、発進時にもひっかかる可能性が高いです。
ステップ自体や、ステップのピンに引っかかるのです。

おそらくどのバイクでもそうだと思うのですが、
(スクーター系は違うけど)
バイクのステップというのは可変式で、
上方に向かって折れ曲がるようになっています。

それはなぜかと言うと、
コーナリング時に車体を傾ける時、
ステップが最初に地面に擦れる構造になっているのですが、
その時にステップが固定されていると、
ステップを支点にタイヤが地面から浮いて、
操縦不能になってしまうためです。

そこで、ステップが地面に当たるのをきっかけに、
危険を察知して車体を立て直すことになります。
ステップが地面に擦れるのはいわば前提であり、
おそらくステップを保護するためだと思うのですが、
ステップの下には棒状の突起があります。
それに、ズボンの裾が引っかかってしまうのですね。

ちなみに、同様に「バイク乗り」か否かを見分ける
簡単な方法がいくつかあります。
まあ、運転の上手下手とは次元が違うのもありますが、
例示してみます。

真のバイク乗りなら…
○夏でもライディンググローブを着けている。

   →長距離を走ると手のひらがぼろぼろになるので
○風になびかない服を着ている。
   →なびくとばたばたとなって血行が良くなり、
   かゆくなる。それはとてもかゆい。
○靴紐が短い。
   →ズボンの裾と同様の理由。
○雨が降っても乗る。
○冬になっても乗る。

とくに下の二つは重要で、
世の女性方、雨や寒さに負けるバイク乗りに
タンデムしてやるぜと言われても、断りましょう。
運転が下手である可能性があります。
いえ、もちろん、男性も。

イレギュラーなものとして、

○レーシングスーツを着ている。

というのがありますが、
これはレプリカ乗りに限定されるので参考程度に。


ああ、余計なことを書いたから
長くなったのに試験の話をしてない…
技能試験の詳細を期待してた人、ごめんなさいね。

最後に、ようやく本題、試験内容です。
今回も、試験中止者が続出でした。
ぼくは、最後の急制動までは進めましたが、
そこでタイヤをロックさせてしまったため、不合格に。

残念でした、また次回!

2006年9月30日 (土)

大型自動二輪飛び入り試験(3ー上)

あ~さてさて、
またもや放置しかけたこのテーマですが、
とりあえず一応の区切りもつけなきゃならんところで、
飛び入り試験の3回目をお送りします。

なお今回は、2回目の受験についてなのですが、
予定より長くなったので上と下に分けております。
下は、1日置いてすぐに読めるようにしています。
今回が(3)で次回を(4)にしてもいいのですが、
書き終えてから分断したため、
今回は変な終わり方になっています。
ご了承を。

それでは…

◎飛び入り試験、受付

試験場での技能試験は、
おそらく、四輪・二輪に限らずそうなのだと思いますが、
1回目は、アポなしで試験場に行っても受験できますが、
2回目以降は、完全予約制となります。
仕事の融通が難しい方は不利ですね。

ぼくはサービス業ですので、平日が休みになり、
曜日も、比較的融通が利きます。
試験のある曜日に集中して休みをとっていたので、
直近の日で受験することができました。
それでも、2週間空いてしまうんですが。

自宅から試験場まで、250ccのバイクで行きましたが、
だいたい30分ほどの行程です。
高校は試験場の近くのところでしたので、
近辺の交通事情はある程度把握しており、
ほとんど混むことはないと踏んでいました。

案の定、
試験場には、締切の5分前に到着。
(ほんとはもう少し早めに行くべきなんですが)

収入印紙(受験料)売り場の混雑は事前に確認していましたので、
前回受験時の帰り、あらかじめ購入しておきました。
したがって、そこは混雑を尻目に悠々とスルー。
そう、悠々と。

悠々。

………

悠仁さま、
御生誕おめでとうございます!

…はい、時期を逸しましたがお約束で。
もののついでなんで(大変失礼)。

さて、
ぼくは収入印紙の貼った(実際ははんこですが)
「受験申込書」を手に、受付へ。

ところが…

受付の前は大渋滞!!!
てんやわんやの大騒ぎ!!!
これはやばいです。
締切まであと1分。絶対に間に合わない!

ぼくはあせりました。
受付に間に合わなければ受験できず、
さらに2週間待たされる羽目になるからです。

実は、
その人込みは大型自動車免許の受験者たちでした。

ええ、それはすぐにわかりました。
二輪の受験窓口は別なんですが、
見たところ、そちらはすでに閉められています。

ということは、
その大型自動車免許の窓口に行って、
「すみません遅くなりました」と言わねばなりません。

ということは、
その大型自動車免許の受験者の列に割り込むことになります。

しかし… 並んでいるのは、
さすがにトラックの運ちゃんを目指してるだけあって、
屈強な男ばかりです。

いや、少し偏見入りました。
でも、たしかに割合は高かったです。

だから割り込むことがはばかられた、
っていうか、要するにまあ、
順番抜かしをしなくても、
ちゃんと並んでるんだから多少遅れてもかまわないだろうと。

そんなわけで順番を待っていたのです。

しかし、あと数人というところで、ぼくは、
手持ちの「受験申込書」の記入欄に
何も書いていないことに気付きました。

あわてて住所などを書き込むぼく。
なんとか間に合って、順番はあと1人。

そして、ぼくの前のその人は、係官に言いました。

「あの… 実はぼく、○○なんですけど…」

あ、いえいえ、
別にそんなことをカミングアウトしたわけではないのですが、
ちょっと聞き取れなかったのです。
しかし、何か問題があって、
受付に手間取ることになるのは察しがつきました。

この時、締切時間をすでに5分経過しています。

さすがにこれはまずいと思ったので、
最後の最後で列を乱し、割り込んで言いました。

ぼく「あの… 実はぼく、大型二輪なんですけど…」
係官「………」
ぼく「(やばいな… 帰れって言われちゃうかな…)」
係官「…遅いっ!」
ぼく「は、はあ、すみません、申し訳ありません…」

しかしまあ、遅いの一言のあとすぐに二輪の窓口を開けてくれ、
別の係官に応対してもらいました。
めでたしめでたし。
なんだ、こんなことなら最初から割り込んでおけば良かった。

屈強な男たちをばっしばっしとなぎ倒してなっ!
なんだよ、あんな男たちの20人やそこら、ぼくなら平気で…
なんつったって、こちとらバイク乗りだぜ、バイク乗り…

はいっ!
まあそんなこともありましたが、無事受験できました。

次回へ続きます…

2006年9月 8日 (金)

大型自動二輪飛び入り試験(2)

さてさて、2回目です。
飛び入り試験と銘打っておりますが、今回は教習所編です。


の前に、前回書かなかったことを少し。

大型二輪の飛び入り試験はまず、「事前審査」から入ります。
その後、適性試験(視力など)があって、技能試験へ。

事前審査は、要するに大型二輪の車体を扱えるかどうかのテストで、
倒れたバイクを起こす「引き起こし」と、
エンジンをかけずに「8の字」に押して歩くことのふたつです。

ご存知の方も多いと思いますが、試験車両も、
教習所の教習車と同じく、
転倒時に脚を挟まないようにガイドバーが取り付けられてるので、
倒すと言っても、45度くらいになる程度です。
ですので、車体重量は余裕で200kgを超えているはずですが、
やり方さえしっかりしてれば、
女性でもなんら問題はないと思います。

前の人が終わってまた倒した状態から始めるので、
毎回微妙に位置が変わります。
ちょっとやりにくかったけれどクリア。
いわゆる「切り返し」をするとダメだという噂もありましたが、
場所が場所なもんで、しかたないでしょう。
狭いガレージのようなところで、
そこかしこに駐車車両(教習車)や柱がありました。

前回紹介した少年は、
普通自動二輪免許がないために、
まず400ccのバイクを軽く運転させられたようです。
おそらくその後事前審査を行って、その結果、
あのような教官の発言を誘発したことになるでしょう。

困ったもんです…


◎教習所単発講習

さて、教習所の話です。

飛び入り試験を「本当に飛び入りで」受験したぼくは、
初めて乗るバイクの運転に限界を感じ、
一度、試験車と同じバイクに乗る機会を得ることにしました。

都道府県によっては、試験場がコースの一般開放をして
実際のコースを走ることができるようですが、
ぼくの住所地ではやってないようですね。

で、教習所で単発の講習を探したのですが、意外とこれがやってない。
しかし調べると、わりと家の近くでやってることがわかりました。

とりあえず名は伏せておきます。
ぼくの、「マイ・ショート・ツーリング・コース」沿線です。

最近はめっきり減りましたが、
手持ち不沙汰の時に走るツーリング・コースを
いくつか作っています。
出発から帰宅まで30分とか1時間とかで帰れる、日帰りコースです。

まあそれはいいとして、
この教習所は、田園地帯のど真ん中にあるんです。

のどかです。
どれだけのどかなのかって言うと、

講習開始の5分前に来るように言われたんですが、
ぼくは15分ほど前に着きました。
早めに受付を済まそうと、四畳半ほどのプレハブへ。

具志堅みたいで、いかにも警備員風といった担当の方は、
電話で雑談中。
明らかに仕事の話ではありません。
ぼくを見るも、ちょっと驚いたようなそぶりを見せるだけ。
所在無いので外で待つことに。

その間にトイレに行っておこうと、案内板の示す方へ。
屋外なので、工事現場にあるような仮設トイレです。
中に入ると軽く揺れます。
小を済ますと手を洗うところを探しました。

ない。

仕方ないので、散水用と思われる水道で
水泥棒のようにして洗いました。
まあきっと、それが正解だったんでしょうけれど。

関係ありませんが、ぼくは小でも手を洗います。
でも、洗わない人、多いです。ほんとに。

で、そのトイレからは事務所の中が窓越しに見えるのですが、
具志堅、出てくる気配はなし。
まあいいかと入って行って、
ちょっとした誓約書のようなものを書きました。
支払いも済ませました。

1時間6500円。
まあ、高くはないと思います。

さて、講習が始まり、
軽く外周を周ってからS字とクランクへ。

教習車は
試験車と同じゼファー750にしてもらいましたが、
やはり先日の本番と同じくバランスを崩し、
1回目はひざが開いてしまいました。

2回目は、進入口の前で一旦止まって話を聞いたんですが、
S字進入時にギアがニュートラルに入ってしまい、
転倒…
3回目以降は大丈夫でした。

一本橋は、1回目は脱輪しましたが、
あとは問題なし。
タイムも、平均13秒とかだったので、
無理して頑張るよりも、
とにかく脱輪に気をつけた方がいいというアドバイスを。
(脱輪は試験中止のため)

そして問題のスラロームへ。

本番では遅すぎたというイメージが強くて、
1回目は急ぎすぎてパイロンを倒し、コースアウト。
2回目は7.5秒ほど。(規定は7秒以内)

その後、入念に10回ほどやりましたが、
平均で5秒台後半でした。
やっぱり、バイクに慣れるとかなり楽です。

波状路も問題なく、教官の意見も、

「最初にS字で転倒した時はどうしようかと思ったけど、
 大丈夫だね。すごく安定して乗っているよ」

ということでしたので、いい気になるぼく。

「じゃあ後は、適当に好きなコースを走ってください」

という言葉に楽しくなるぼく。
これなら全然大丈夫じゃぁな~いか~!

しかし最後の最後で、またまたギアが入らずに転倒を…
いい感じを持続して本番2回目に挑みたかったのですが、
最後にそんなことに…

まあいいか、とぼくは教習所を後にしました。
思えば、最後の転倒が
本番2回目の模様を暗示していたのかもしれません…

2006年9月 1日 (金)

大型自動二輪飛び入り試験(1)

さてさて、
「3者ブログ」ということでやっておりますこのブログ、
すでに放置期間も4ヶ月を過ぎました…
その間も我々は別の場所で交流しているのですが、
「新・えせ記者徒然」 の小兄さんがサッカーのワールドカップの取材に入ったあたりから
ちょうど「書きなぐソ陪審」のMollyさんも忙しくなり、
更新が遅れておりました。

このブログを開設するにあたってのごあいさつ(ココ)では、
徒然なる日記形式のエントリーはしないようなことを書きましたが、
人間、生きていればなにかと小ネタは出てくるもので、
どうでもいいような話をここらで書いてみようかと。
いっちょ更新再開してみようかと。

ちょっと長いエントリーですがご勘弁をば。

◎大型自動二輪飛び入り試験

というわけで、そんな話です。

行って来ました。

結論を先に言うと、1回目の試験は不合格、
その後、教習所で1時間のみの単発講習を受け、
今日、2回目に行ってまた不合格という流れになるのですが、
そのレポートをしてみます。

ちなみに、3回目は9月12日です。
とりあえず合格するまで続けようと思います。

はじまりはじまり~

◎試験1回目の話

の、前に、
自動二輪免許の概要を簡単に説明します。
ネットで調べればすぐわかると思いますが、いちおうね。

現在、普通二輪の運転免許は、

大型     (全ての自動二輪車を運転できる)
普通・限定なし(排気量400ccまで)
普通・小型限定(排気量125ccまで)
原付免許   (排気量50ccまで)

という種別があり、原付以外は、
クラッチ有りのマニュアル(MT)とオートマチック(AT)に分かれています。
AT免許は最近新設されたものです。免許の名称も、

自動二輪免許(限定なし) → 大型
自動二輪免許(中型限定) → 普通(限定なし)
自動二輪免許(小型限定) → 普通(小型限定)

というふうに改訂されました。
改訂以前、中型限定免許のことを
中免(ちゅうめん)と呼んでいたことはご存知の方も多いと思います。

ぼくは、この時代に取得しました。

これまで「スクーター」と言えば一般に原付のことでしたが、
以前で言う中型以上のスクーターも増え始め、
AT免許の新設で一気に増えましたね。
中型以上で一定の条件を満たせば、
高速道路でも二人乗りができるようになりました。

ぼくは、この規定が新設された時、
後ろに乗っている人が
走行中に転落する事故が多発するのではと思っていたのですが、
今のところ、そういう話は聞きませんね。

バイク乗りの方はおわかりでしょうけれど、自動二輪でも、
居眠り運転の危険性は少なくありません。
ある程度以上の大きさのバイクは安定していて、
手を離しても倒れずに走り続けますので。

とくに、ツーリングで温泉に入った帰りなんてかなり危険ですから。
(経験あり)

長距離を走る時は、ちゃんと背もたれがあって、
シートベルトみたいなのが必要かもしれませんが、
アメリカンでしかできそうにないですね…
とにかく、気をつけましょう!

ところで、二輪免許で何を「クラッチ」とするのかは
ぼくはよくわかっていません。
カブのように、クラッチレバー無しでギアを変えるタイプは
やはりマニュアル車なんでしょうか。
ご存知の方がいらしたら教えてください。

さて、試験の話です。

前述の通りぼくは普通二輪免許を持っているので、
学科試験は免除され、技能試験のみです。

先の法改正の時に、
大型二輪も教習所で教習を受けられるようになり、
教習所を卒業すればほぼ確実に免許を取得できるのですが、
授業料はおおむね7~8万円します。(普通二輪免許ありの場合)
対して、飛び入り試験は一回4500円ほど。

これはもう飛び入りしかない、と行って来ました。

技能試験は試験場内のコースを走り、
持ち点100からスタート、
ゴールしてバイクを降りた時点で70点以上あれば合格です。
途中、減点超過するか、
公道では「事故」とみなされる状況があれば「試験中止」になります。

大型二輪の技能試験は、S字路、クランク、坂道発進などに加え、

・一本橋
 幅30cm 長さ15m 高さ5cm の通路を10秒以上で通過
 1秒(小数点以下切り上げ)超過ごとに -5点

・スラローム
 直線距離27mの範囲に、
 4.5mごとに置かれた5本のコーンをジグザグによけて走る
 7秒以内。1秒超過ごとに -5点

・波状路(でこぼこ道)
 立ち姿勢で5秒以上で通過。それ以下だと -10点

・急制動
 40km/h以上の速度から指定距離以内に停止
 ラインオーバーは試験中止
 40km/h以下の場合、タイヤがロックした場合はやりなおし -10点

というものがあります。

その他、安全確認、ウィンカーを出すタイミング、
右左折時の走行ラインなど、事細かな基準があります。
いわゆる、法規走行というものです。

ぼくも、中型ですがもう10年以上バイクに乗ってるので、
法規走行に気をつければ大丈夫だろうと
飛び入り試験を「本当に飛び入り」で受けました。

受験に当たって教則本を買ったり、
ネットで受験体験記を読んだりはしたんですが、このネット、
「エンストしまくった」とか、「一本橋で落ちた」とか、
まずもって「バイクに乗れてない」話ばっかりだったので
ほとんど参考にはなりませんでしたけど。
エンストなんて、この10年のうちに何回もしてません。

実際受験してみると、その…なんというか、
いわゆるDQNばかりで困ったりしました…

中には不良中学生みたいな少年もいて、
大型二輪の年齢制限は18歳以上なので、
彼ももうそれくらいの年齢なんだと思うと、
ひとり日本の将来を心配したりしました。

スタート地点から2mほどのガードレールには
分厚いマットのようなものが括り付けられており、
その少年に教官は、それを指差して、

「なあ、あれ、何のためにあるかわかるか。
 あそこにいきなり突っ込んだ奴がいるんだぞ」

と言ってました。
受験前、
その教官はなんとか彼の受験をやめさせようと必死でしたよ…

その日は6人ほど受験して、ぼくは最後から2番目だったので、
みんなの走りを見てコースを確認しようと思っていたのに、
み~んな試験中止! 誰もゴールできない…

やばいよやばいよと○川の霊が降臨したところで、
ぼくの番がやってきました。

スタート時、クラッチの感覚がつかめずに軽くノッキング

評価をしない「慣らし運転(自分がバイクに慣れるため)」の最中、
「あ、ミラーの調整をしなかったからいきなり -5点もらったな」
と後悔しつつ走行。

なお、どこで減点されたかは受験者にはわかりません。
終了後も、明らかにまずかったところは簡単なアドバイスがもらえますが、
具体的にはほとんどわかりません。
不合格者に返される受験票には
規定タイムをこなせなかった部分のタイムが書かれてたりするので、
それで推測できる程度。

さて、踏切、一本橋を快調に(と勝手に思う)走行した後、
S字、クランクに入りました。

このクランクでぼくは、
この試験を「本当に飛び入りで」受けたことを後悔しました。

ぼくの所有バイクは「YAMAHA SRV250 ルネッサ」というやつで、
名前からわかりますが250ccです。
400ccだと車検が必要になるので、250ccにしました。

「SRV」というのは、知ってる人は知っている、あのバイクです。
いかついというか業務用っぽいというか、
おしゃれとは対極にあるバイクなのですが、
ルネッサはその基本仕様を受け継ぎ、
イタリアンカフェレーサー風にデザインを変えてあります。

「カフェ」ってなんなのかよくわからんのですが、
(誰か教えてください)
要するに、昔のイタリアのレーシングバイクのレプリカです。

普通「レプリカ」というと、
オートレース仕様で2ストロークエンジンを備え、
エンジンをカウルで覆ったもののことなんですが、
ルネッサは、エンジンが露出したネイキッドです。

ルネッサの特徴は、タイヤ・車体が細く、
車高が高くシートが後ろのほうにあり、
やや前傾姿勢で腕が突っ張ったようになります。
また、カーブで車体を傾ける時に、
やや重い感じがします。
ぼくは細いタイヤのグリップ力を心配してしまうので
余計に傾けにくく、普段あまり傾けないように乗っています。

で、このクランクでまず、
普段の癖が悪い方向に働きました。

試験車は「ゼファー750」で、
これも名前からわかりますが、ナナハンです。
ゼファーは特にそうなのですが、
シートが広く平らで、
慣れてないとお尻の位置が落ち着きません。

「後ろに座り過ぎで、腕が突っ張っている」
と、後で試験官に言われたので、
これで乗車姿勢不良(-5)をもらったかもしれません。

クランクではニーグリップした膝が開き、
よたよたで通過…

その後坂道発進を通過後、スラロームへ行くはずが…
コースを間違え、外周をぐるっと周って戻る。
(コース間違い自体は減点になりません)

スラローム進入後、
これはね、もうね、すぐに帰りたい気分になりました。

ぼくは甘く見てしまってましたが、
初めて乗ったバイクでスラロームなんて、できるもんじゃない。
しかしとにかく通過はしようと、9.3秒(-15点)。

試験中止にはならなかったので、まだ望みはあると、
波状路を通過し、障害物をウィンカー出してよけ、
最後の急制動へ。

既述のとおり、40km/hで進入しないといけないので、
ぼくはしっかりとスピードメーターで確認して、
規定距離内で停止。

しかし、この急制動で減点超過したようです。
速度の計測はメーター読みではなく、「実測」!
返してもらった受験票には、

「38.4km/h」の文字が…

急制動の前で持ち点75以下になっていたのでしょう、
やりなおしもなく、ゴ~~~ル!!!

ご存知の通りスピードメーターは、
実際の速度よりも少し高い値を示します。
公道で制限速度ぴったりで走れば超えることなく安心なのですが、
指定速度以上を求められる試験で実測とは、
ちょっと腑に落ちないぼくなのでした。

(つづく)





余談ですが、この日の大型二輪試験直後に、
原付講習がありました。
ご存知の通り、原付には技能試験がなく、
学科試験に合格し、「技能講習」を受ければ免許が交付されます。

たくさんのてぃ~んえいじゃ~たちが待ってました。
その少女たち(野郎もいるけど)を見てぼくが思ったのは、

「肌、つるつるだな」

「髪、さらさらだな」

「みんな、薄着だな」(夏ですから)


「みんな、ロリ体型だな」(当たり前)


ということでした。
かわいいなぁ、うん、みんなかわいいなぁ…

若い娘を見て実感したのは、
ぼくも歳をとったな、ってことでした。(三十路前)

そしてもっともっと実感したのは、

「ぼくはロリコンじゃない」

ということだったという話。

よかった! 安心した!(汗)

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